Tcl - Tk メインウィンドウを表示する

目次

メインウィンドウを表示する

メインウィンドウを表示するには、 package require コマンドに Tk を指定するだけで実現できます。

Example

source code

package require Tk

result

実行結果

タイトルを設定する

メインウィンドウのタイトルを設定するには、 wm title コマンドに「ドット (.)」と文字列を指定します。

サイズと位置を設定する

メインウィンドウのサイズと位置の設定に関するコマンドは下記リストのようなものが有ります。

いずれのコマンドも、 「ドット (.)」と任意の引数を指定します。

Example

source code

package require Tk

wm title . "Tk win"

# ウィンドウのサイズ (幅x高さ) を指定する
wm geometry . "480x320"

# ウィンドウの位置 (±x座標±y座標) を指定する
wm geometry . "+100+100"

# ウィンドウのサイズと位置をまとめて指定する
# wm geometry . "480x320+100+100"

# ウィンドウの最大サイズ (幅 高さ) を指定する
wm maxsize . 640 480

# ウィンドウの最小サイズ (幅 高さ) を指定する
wm minsize . 320 240

result

実行すると、指定したサイズのウィンドウが指定した位置に表示されます。

サイズを変更可能または不可能にする

メインウィンドウのサイズを変更可能または不可能にするには、 wm resizable コマンドに「ドット (.)」、 「幅についての 0/1」、 「高さについての 0/1」を指定します。
ここで、 0 は変更不可能で、 1 は変更可能となります。

Example

source code

package require Tk

wm title . "Tk win"

# ウィンドウのサイズと位置をまとめて指定する
wm geometry . "480x320+100+100"

# ウィンドウのサイズを変更不可能にする
wm resizable . 0 0

result

実行すると、幅と高さが変更不可能なウィンドウが表示されます。

参考リンク