目次
CSV ファイルを読み込む
まずは、csv
モジュールの reader
関数で reader
オブジェクトを生成します。
その後、for
文に reader
オブジェクト を指定することで、CSV ファイルを読み込むことができます。
Example
source code
import csv
fname = "data.csv"
with open(fname, "r", newline="", encoding="shift_jis") as reader:
csv_reader = csv.reader(reader)
for row in csv_reader:
print(row)
TSV ファイルを読み込む
csv
モジュールの reader
関数で delimiter="\t"
を指定します。
Example
source code
import csv
fname = "data.tsv"
with open(fname, "r", newline="", encoding="shift_jis") as reader:
csv_reader = csv.reader(reader, delimiter="\t")
for row in csv_reader:
print(row)
ヘッダをスキップする
next
関数でヘッダ行を読み込むことで、スキップすることができます。
実行例は、気象庁の「過去の気象データ・ダウンロード」からダウンロードした CSV ファイルを読み込んだ時の結果です。 同様な結果を表示したい場合は、気象庁のデータをダウンロードするときに、地点は「岐阜」県の「美濃」市、項目は「日平均気温」、期間は「2019年1月7日」から「2019年1月13日」を指定してください。
Example
source code
import csv
fname = "data.csv"
with open(fname, "r", newline="", encoding="shift_jis") as reader:
csv_reader = csv.reader(reader)
for i in range(5):
header = next(csv_reader)
print("[SKIP]", header)
print("========")
for row in csv_reader:
print(row)
result
[SKIP] ['ダウンロードした時刻:2019/02/12 22:05:39'] [SKIP] [] [SKIP] ['', '美濃', '美濃', '美濃'] [SKIP] ['年月日', '平均気温(℃)', '平均気温(℃)', '平均気温(℃)'] [SKIP] ['', '', '品質情報', '均質番号'] ======== ['2019/1/7', '3.7', '8', '1'] ['2019/1/8', '5.0', '8', '1'] ['2019/1/9', '2.2', '8', '1'] ['2019/1/10', '0.4', '8', '1'] ['2019/1/11', '4.6', '8', '1'] ['2019/1/12', '3.8', '8', '1'] ['2019/1/13', '3.9', '8', '1']
出典
- 気象庁ホームページ「過去の気象データ・ダウンロード」
岐阜県美濃市の平均気温、期間: 2019年1月7日から2019年1月13日
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